4月23日 やっぱり中国人は悪い奴 4月23日 やっぱり中国人は悪い奴

行った都市:涿州、石家庄、正定
行った聖地:三国広場、張飛故里、三義宮、劉備故里、趙雲像


昨日は、動画を見ながら寝てしまった。
そして、今日は5時半頃起床。
6時の目覚まし時計より、早く起きた。

顔洗って、準備して、7時前に出発。
駅前で、バスを探していると、タクシーのおっちゃんが話しかけてくる。
向こうから話しかけてくる人は相手にしてはいけないの法則発動。
とりあえず、追い払う。

しかし、バスが来ない。
時間が早すぎたか?
そしたら、またさっきのおっちゃんだよ。
うっさいので、今度はこっちから場所を離れる。

まだバスは来ない。
またまた、おっちゃんやって来る。
三義宮まで15元、劉備故里まで20元で連れて行ってくれるんだって。

バスが来ないから、仕方なくおっちゃんのタクシーで行こうかなあと、
おっちゃんのタクシーに乗りかけたところで、ようやくバス登場。
おっちゃん、ごめんよ。
と言って、バスに乗り換え。
バスの中にまで追いかけて来たけど、ごめんなさい。


まずはバスで、三義宮へ。
車掌さんに、三義宮へ行きたいと伝えたので、
三義宮に続く道のところで降ろしてくれた。

三国広場
三国広場の三兄弟像
最初に三義宮へ行こうと思っていたのだけど、
降ろしてもらったところのすぐ近くに三兄弟の石像があるではないか。
せっかくなので、記念撮影。
後から分かったのだけど、ここは三国広場というらしい。


写真を撮り終えて、三義宮へ。
正確な道が分からなかったので、不安だったものの、特に迷うことなく到着。
しかし、開いてない。

「ここって、何時から開くの?」と近くにいた人に訊いたら、
「8時以降」とのこと。
”以降”か、はっきりとは決まってないんだね。
さすが、いい加減大国。
とはいえ、その時点で、7時55分くらいだったので、そのまま待つことにした。

そのまま、30分経過。
開かない・・・。

いつ開くかも分からないのに、このまま待っていると、
他の所に行けなくなる可能性もあるので、作戦変更。
先に、張飛廟へ行くことにした。


お掃除中
張飛廟へ行く途中で見かけた かっこいい車
竹ぼうきの部分が回転して、掃除している。
張飛廟までは、およそ3キロ。
がんばって歩いた。
疲れた。

張飛廟の場所は、案内看板が出ているのが
朝、バスに乗っていたときから分かっていたので、
道にはそれほど迷わずにすんだ。


張飛廟
張飛廟 入り口
張飛廟は、入場料、いくらか取られた。(いくらか忘れた。)
観光客は他にいなかったけど、しっかり整備されていて、
なかなかよかったと思う。
これと言った見所があると言うわけでもないけれど。


張飛廟を見終わって、再び三義宮へ向かおうか、
先に劉備故里に向かおうか思案しながら、とろとろ歩いていたら、
三義宮で話しかけた人に遭遇。
ああ、こちらがご自宅だったのですね。

三義宮が開いたかどうか訊いてみたら、開いたということなので、
まずは、三義宮に戻ることにした。

疲れていたので、今度は、途中でバスを捕まえた。
根性なし。
とは言っても、三義宮の入り口まで行ってくれるわけではないので、
1キロくらいは歩かなきゃならない。


三義宮
三義宮 入り口
本日2回目の三義宮到着。
しっかり開いておりました。
観光客も、ちらほら入っていました。
でもって、建物の一部が学校の教室になっていたらしく、
何か授業をやっているようでした。

三義宮では、撮影禁止とのことなので、
せっかくのカメラが出番なし。
あらあら、残念。

三義宮は、従業員の方々の応対が、気持ちのよいものだった。
パンフレットも下さった。
ありがたい。
帰り際には、日本語で、「さよなら」と言ってくれた。


三義宮を見終わって、続いての目標は劉備の故郷、劉備故里。
まずは、来た道を大通りまで戻る。
そして、遠いので、そこからタクシーを使うことにした。

しかし、タクシー、ぜんぜん来ない。
と、ひたすら待ちぼうけていたら、ようやくバイクタクシーが1台登場。
劉備故里まで、5元でお願いと言ったら、
曖昧な返事で、とにかく乗れみたいなジェスチャー。

しかし、乗ったはいいが、このおじさん、場所を知らないじゃん。
私が持っている地図を見せるのだけど、ぜんぜん地図は信用していないらしく、
地図は参考にせずに、いろいろな人に訊いている。

そして、ようやく三義宮へ向かって進み始める。
って、行きたいのは三義宮じゃないよ。
劉備故里だよ。

三義宮に向かっていることに途中で気づいたので、
「そこは、さっき行った」「劉備故里は別の場所だ」と説明して、
ようやく分かってくれた。

劉備故里碑
劉備故里碑
迷いつつ、人に訊きつつ、苦労してようやく到着。
5キロ程度の道のりなのに、1時間くらいかかっちゃったよ。
劉備故里は、石碑が一つあるだけ。
まあ、こんなもんか。
写真撮って、任務完了。


これにて、涿州での任務はすべて完了なので、
乗ってきたタクシーで駅まで送ってもらうことにした。

駅までいくらか言わなかったけど、20元で十分かな?
朝のしつこかったタクシーのおっちゃんは、劉備故里まで20元と言っていたから。
でも、人に道を訊いて、大変そうだったし、
最初の5元と併せて、サービスで30元払おうかな。
とか考えていて、駅到着。

30元渡して、ありがとうと言ったら、
「30元?」と言う反応。
もしかして、払いすぎ?遠慮しなくていいんだぜって思っていたら、
120元を要求して来やがった。


死ね。
そんなもん払うか。
こんな野郎を少しでも、親切な人だと思ったのは間違いだった。

「120分かかったから、120元払え」だって。
おまえは、時給いくらで働いているんだよ。
普段は、1時間に10元も稼げてないだろ!

だいたい、時間がかかったのは、おまえが道を知らないせいだ。
実際の移動距離は、20キロもない。
そもそも120分も経ってないし。

というようなことを言いはなって、30元を置いて戦線離脱。
したら、この野郎、付いて来やがる。
さらに、腕を掴んで離さない。

で、根負けしたのは私の方。
10元追加して、逃げてきた。
まだ何か言っていたけど、満足したのか、追いかけては来なかった。
相手の言い値では払わなかったけど、悔しいわ。

こういう愚民のせいで、中国の評判が悪くなるんだ。
本当に、最低だ。


涿州での任務が完了したので、続いて、電車に乗って、石家庄へ移動する。
ここは、特に何事もなく、石家庄に到着。
駅に着いたらまずは、次の切符を買わなければならない。
だいたいの予定を立てて、翌日午後の磁県行き電車の切符を購入した。

ここまでは特に問題なかったけど、ここからが大変だった。
事前に調べてきたことと全然違っていたから。

まずは、石家庄から正定へバスで行きたいのだけど、
目的の路線が、ぜんぜん見つからない。
路線変更とかあったのかもね。
中国は、今、成長期で、あちらこちらで道路も増えているみたいだし。

仕方がないので、バス停に書いてある路線図を見て、
正定に行きそうな路線に見当をつけて、乗ってみたのだけど、
ちゃんと着くか、どきどきだった。

正定市街地 入り口
正定市街地に入るところ
”子龍故里"と書いてある
まあ、ちゃんと着いたけどね。
でも、降りる場所が分からなくて、バス停2つ、余分に行きすぎて、
終点まで来てしまっていた。


バスを降りた時点で、すでに日暮れ間際だったので、続いて宿探し。
なのだけど、当初目的地の正定のバスターミナルに近い場所がいいなと思い、
バスターミナルまで、バス停2つ分、2キロほどの距離を歩いて戻った。

後になって思えば、せっかく終点まで行っていたんだから、
バス乗りっぱなしなら、戻れたんだよね。
失敗した。


バスターミナルに戻ってきたけど、回りに宿は見当たらない。
近くの趙雲像まで行けば、近くにホテルがあるということを、
事前情報で分かっていたので、一気に趙雲像まで行くことにした。

かっこ悪い趙雲像
かっこ悪い趙雲像
さらに、500mほど歩いて、趙雲像到着。
趙雲の像は、あんまりかっこよくないねえ。
額から出ている照明が触角みたいで、変な感じ。

趙雲像の写真を撮り終えて、次は宿探し。
しかし、宿、どこにもないねえ。
さらに500mほど歩いたけど、見つからない。
どうやら、事前情報が間違っていた、というか勘違いしていたらしい。


仕方がないので、来た道を戻りましたよ。
最初にバスを降りた地点にホテルがあることを確認していたので、
そこまで、3キロ近くの行程を。

この時点で、外は、すでに暗い。
まさか、初日から2日続けて、夜戦となってしまうとは。


そして、ようやく、ホテル到着。
今夜は、昨日と比べてちょっと豪華。
と言っても、120元だけど。

120元だけど、なかなかいい部屋。
お風呂に入れた。
ついでに、洗濯もできた。

それにしても、中国のホテルは部屋が暗い。
照明をケチっているのか、もともとの設計がそうなのか。
嫌になる。