5月5日 猇亭大敗、酷い目にあったわ 5月5日 猇亭大敗、酷い目にあったわ

行った都市:当陽、宜昌
行った聖地:太子橋、娘娘井、関陵、張飛横矛処、張飛擂鼔台、劉封城遺址、張飛渡、猇亭古戦場


今日で、まる2週間なわけか。
まだまだ長いな。
早く帰りたい。


本日は、6時に起床。
目覚まし時計、セットしてなかったよ。
危ない危ない。

今日は、意外と早く準備ができて、6時40分に部屋を出る。
ただし、チェックアウトはしない。
バックパックは置きっぱなしなのだ。


まずは、張翼徳矛横処を目指す。
1路バスに乗ればよいらしいので、趙雲像のすぐ前のバス停でバスを待つ。

しかし、来ない。
30分待っても来ない。他のバスは来るのに。
もしかして、1路バスはここを通ってないんじゃないか?疑惑が発生したので作戦変更。
まずは、近くにあるらしい太子橋まで、歩いて向かうことにした。

太子橋
太子橋
石碑と橋(右奥)
とろとろ10分ほど歩いて、自分が持ってきた地図の該当地に到着。
しかし見つからないので、近くにいる人、数人に訊いて何とか到着。

最後に訊いたときは、すぐ目の前だった。
見たときに、それっぽい場所だなあとは思っていたけど、
石碑があるのを見落としていたから、訊いてしまったのだ。

場所自体はたいしたことない。
石碑と橋があるだけだ。
写真撮って、任務完了。


続いて、娘娘井に向かう。
ここも、すぐ近くらしいので、徒歩で向かう。
5分ほどで近くまで行ったことが分かったので、聞き込み開始。


娘娘井
娘娘井
ここも教えてもらって、難なく発見。
やはり、石碑と井戸があるだけ。
まあこんなもんだよ。
写真撮って完了。


続いて、関陵。
1キロくらい歩けば行けるはずなのだけど、正確な場所が分からない。
ここは冒険せずに、バス停まで戻って、バスで行くことにした。

太子橋の近くでバスを捕まえて、
車掌さんに関陵に行きたい旨を伝えて、関陵のすぐ前で降ろしてもらった。
自分で思っていた方向と若干違ったから、歩いていかなくてよかったよ。


関陵
関陵 入り口
関陵に着いたのが、8時頃。
人の気配がなかったので、開いていないことを心配したけど、ちゃんと開いてた。
よかた。

入場料、30元を払って、中に入る。
中の作りは、他の関帝廟と同じようなもんかな。
関羽の像はかっこよかった。

フィギュアコレクターとしては、
帰国時に誰かのフィギュアを買っていってもいいかもしれないと思ってしまった。
そんなに広くなかったので、30分足らずで、一回り完了。
これで、三大関帝廟、全部制覇だぜ。


次に、最初に行こうと思った張飛横矛処へ向かう。
関陵の前からバスに乗る。
車掌さんに「駅まで」って言うと何かごちゃごちゃ言っている。
たぶん、途中で乗り換えろって言っているんだろうなという予想はつく。

途中、お婆さんが酔って、吐いていた。
バスの揺れはすごいからね。
乗り物に慣れない人では吐いてしまっても仕方がない。

で、そのお婆さんは、目的地に到着する前に、強制的に降車させられていた。
あらあら。


車掌さんが「降りろ」って言うので、降りた。
なんか指さしているから、たぶん、あっちで乗り換えろってことだな。
しかし、指さしているところは、さっき通過したとこじゃん。
もっと早く降ろしてくれればいいのに、忘れていたのかな。

乗り換えは、問題なく完了。
駅までバスで行って、そこから歩き。
今日も朝から、よく歩きます。

途中、ひどい大気汚染をやっている工場の横を通った。
空気がものすごく汚いんだよ。
ひどい刺激臭がした。
工場の横を通るときは、なるべく息をしないように気をつけた。

張飛横矛処
張飛横矛処
張飛横矛処には迷わず到着。
張飛が曹操軍を食い止めた橋のあった場所ということらしいのだけど、
橋どころか、川もなかった。
石碑があるだけなんだけど、写真とって満足とした。


来た道を帰る。
駅からバスに乗って、今度は宿泊したホテルのすぐ前の趙雲像で降りる。
このときに気づいた。
朝、この路線のバスを見かけなかったのは、待っている場所が悪かったのだ。

待っていた場所はバス停なんだけどね。
このバスは、バス停の前をショートカットしているみたい。
なので、朝は気づいてなかったけど、目の前を通過していたと思われる。
面倒がらずに、バス停の前を通過して欲しかったわ。


長坂公園の前で、もう一回写真とって、ホテルに帰還。
これにて、当陽での任務はすべて完了。
まだ10時だよ。

ホテルで、バックパックを装備して出撃。
まずは、バスターミナルへ向かう。
途中に、大きな銀行があったので両替しておこうと思い立ち寄ったのだけど、
「両替は”中国銀行”でないとできない」と断られてしまった。

そうなのか。知らんかった。
まずは中国銀行を見つけないといけないのね。
難易度が高いな。

銀行を出て、バスターミナルへ向かう。
宜昌行きのチケットを買おうとすると、あっちへ行けの指示。
なるほど、宜昌行きはバスターミナルの横から出ているのね。

つまるところ、路上がバスターミナル代わりになっているというわけだ。
この辺が一定していないから、
中国は難しい。


バスに乗って、宜昌へは12時ちょっと前に到着。
午前中に着いたぜ。
この調子だと、今日中に宜昌攻略が終わるかもしれん。


まずは、宿探し。
バスターミナル前で探す。

1件目、うわっ、高そう。
見るからに、高級そうだ。
回避!!

2件目
140元だって。
迷ったけど、他にめぼしいホテルも見当たらなかったので、よしとする。


ホテルにバックパックを置いて、三游洞に向かう。
三游洞行きのバスが停まるバス停まで歩いて行って、そこから市バス。

三游洞
三游洞 入り口
バスに乗って、迷わず到着。
三游洞の入場料は、48元。
高いな。

高いだけあって、広かった。
いや、広けりゃいいってもんじゃないんだけどね。
景色もよかったし、それなりに楽しめた。

張飛擂鼔台の張飛像は、荒削りな分、荒々しさがよく出ていて、
すごくかっこよかったよ。
写真、たくさん撮ったよ。

劉封城遺址は、石垣があっただけだ。

あと、事前情報にはなかったのだけど、”張飛渡”というものも見つけた。
三游洞の向かい側にあった渡し船らしい。
何か昔からの謂れがあるのか、名前に張飛と付いているだけなのか、
詳しいことは分からない。


三游洞は、15時頃撤退。
バスでホテル近くまで戻ったあと、中国銀行に寄って両替した。
いろいろ書いたり、順番待ちしたりで、予想以上に時間がかかった。

両替したのは、4万円。
だいたい2600元の軍資金が追加された。
ふふふふふ、これだけあれば、我が軍はあと半月は持つぞ。

今までのペースでいけば、たぶん、もう両替しなくて済む。
最大で20万円の予算を組んだのだけど、
10万円で済みそうだ。

銀行終わってから、いったんホテルに帰還。
この時点で16時過ぎ。
若干遅くなってしまったものの、軍資金の整理をして再出撃。
次の目的地は、猇亭だ。


ホテルを出てから、バス停を探してとろとろ歩いていたら、
ちょうど乗りたいをバス発見。
ラッキー。
一本向こう側の道を走っていると思ったのだけど、こっちの道を走っていたのか。
(地図を見ると、向こう側の道のはずなんだけどねえ。)

猇亭古戦場
猇亭古戦場 入り口
バスに乗って、40分ほどで猇亭古戦場に到着。
ワンマンバスだったけど、運転手のすぐ横で「降りる降りる」とわめいたので、
入り口のところで下ろしてくれた。

入場料は40元。
やっぱり、高いな。

中に入って、びっくり。
人がいない。
人がいなさすぎて、お土産屋さんさえやってないよ。
すれ違ったのは、二人だけ。
その二人でさえ、どうも関係者っぽいし。

でもって、中の施設は壊れまくり。
壊れまくりどころか、何もなかったりもする。
人が来ない→お金がない→施設が維持できない
→ますます人が来ない→ますますお金がない→ますます・・・
っていうことなのか。

それにしても、ひどい。
お金を取っておきながら、この出来はひどすぎる。
40元の価値は、無駄な広さだけだよ。
中身が、全然ともなってない。
いっそのこと、潰れた方がいいよ。


一通り見終わって、帰ろうという時、悲劇は起こった。
入り口とは別に出口があるのだけど、出口開かないじゃん。
もしかして、人が雇えないから、出口には人がいないの?

そういえば、入るときに、従業員がごちゃごちゃ言っていたけど、
出口には人がいないって言ってたのかな?
仕方がないので、入り口まで戻ることにする。
がっくりきている分、足が重いわ。

入り口到着。
なに?入り口、しまってるじゃん!
そして、従業員は、全員撤退済みだよ!!

閉じこめられたのかよ・・・。
人が入っているのに、鍵しめんなよ。


仕方ないので、塀を乗り越えて脱出したよ。
3mを飛び降りないといけなかった。
怖かったよ。

塀の上に乗ったときに、屋根をぼろぼろに壊してしまったよ。
てへへ。
悪いなんて、ぜんぜん思ってないからね。
閉じこめた方が、悪いんだ。

だいたい、人が一人乗ったくらいで壊れる屋根って、なんなのさ。
もろすぎだろう。


バスを降りた場所で、帰りのバスを捕まえる。
帰りのバスは、朝の地下鉄並みの混みようだった。
おかげで、外の風景が見づらくて、どこを走っているのか把握しにくかったのだけど、
何とか、最初のバスターミナル前のバス停で降りられた。

今日は、たくさんバスに乗ったのに、一回も間違えなかったよ。
満足満足。


続いて、ホテルには戻らずに、夕食にする。
今日は、カップラーメンは嫌だったので普通の店に入る。

チャーハンと、肉が食べたかったので、
メニューを見て、”肉”と書かれたものを適当に頼んだ。

肉が来た。
狙い通り、肉たっぷりだ。
何の肉かはよく分からなかったけど、たぶん鳥系。

しかし、おいしくないな。
どこかで食べた味だ。
そうだ、大連で食べたドクダミと同じ味だ。
そのときのタレと同じ味なんだ。

醤油とラー油と砂糖を混ぜたもの。
おいしくないなあ。
と思いつつも、完食したけどね。


チャーハンも来た。
軽く2合はある。
相変わらず、多いなあ。
中国人は、絶対、”とりあえず量があればいい”と思ってるだろ。

でもって、あんまりおいしくない。
まずくはないんだけど、おいしくないんだよね。
米が日本と違うせいなのかなあ。

半分くらい食べたところで、もういっぱいいっぱい。
味わっている余裕はなくなったものの、とにかく無理矢理詰め込んで完食。

料金は、24元。
のはずなんだけど、またしても意味不明の2元を余分に取られた。
サービス料か何かなのか?
納得行かねえな。


飲料を購入して、ホテルに帰還。
ここからは、いつものパターン。
まずは、洗濯する。
今日は上着も洗う。

続いて、お風呂。
シャワーは立ちっぱなしだから、お風呂入っている間も疲れるなあ。
最後に、日記を書く。

今日は、すでに23時を回ってしまったから、動画を見る時間がないな。
やっぱり、部屋で食事しないといけないか。

明日は、いよいよ入蜀だ。
今日がんばって、たくさん回ったおかげで、明日は朝一で移動できる。
明日中に、白帝城の攻略までできるといいな。